モデルでタレントのアンミカ(51)が21日、TBSテレビ系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)について報じられている問題について、女性として感じ方について語った。

松本は「週刊文春」で15年の一般女性への性的行為強要疑惑が報じられ、裁判に注力するため活動休止を表明した。文春では3週連続で松本に関する記事を掲載している。

アンミカは「私たちの性を自分で守る権利があるので、不快であるってことに違いはない」と、犯罪の有無ではないことを強調。「上納システムという言葉を使われることも、上納されるものではない。私たちも心があって、自分の意思があって、心を通わせた先に性交というものがあるとしたら、それについて語らなきゃいけない」と、女性をモノ扱いしていることについて踏み込む必要があると諭すように話した。

さらに「よく数年前に許されたとか、昔だったらここまで問題にならなかったとか、というお話もあるんですけど、昔からいやなんです」と、女性のされる性的行為に昔も今もないと指摘。「女性はおエラいさんと写真を撮るよ、って、おエラいさんが腰に手をまわす、肩をさわられる、いやなんです」と分かりやすい具体例を示した。

いやなことなのに反発できない理不尽な環境におしつぶされていくことにも触れて「これをいやだと言ってしまうと、ちょっとおエラいさんに恥をかかせてとか、こんな大騒ぎしなくても減るもんちゃうやろとか言うけど、心はすり減っていくし、それを言えなかったことが後で自分(の中)で大きくなったりだとか、そこで自分でNOって言えばいいじゃないって言うけど、NOって言えない空気、みんな大げさに言ってて空気が、NOって言えない社会をつくっていくということが問題」と語った。