OSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」(大阪松竹座、4月6~14日)の製作発表会見が24日、大阪市内で行われた。

前日23日に退団を発表したトップスター楊琳(やんりん)と娘役トップスター舞美(まいみ)りらも出席。05年にOSK入所、07年に大阪松竹座「レビュー春のおどり~桜咲く国2007・輝く未来へ」で初舞台を踏んだ楊琳は「濃密な18年でした。応援してくださる皆さんのおかげで、ここまで走ってこれました。感謝の気持ちしかありません」と笑顔で語った。

舞美も「今回の公演へのワクワク感が上回って、卒業する実感がまだないんです。ここまで上級生の背中を見て、少しでも近づきたいと、必死で走ってきました」と前向きな思いを打ち明けた。

OSKの伝説的スター、笠置シヅ子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の好調もあって、OSK人気は上昇中。昨年11月の京都南座「レビューinKyoto」には新規のファンが大勢詰めかけた。

「ブギウギ」にも出演し、注目を集める翼和希は「(楊琳、舞美の)お話を聞くたび、OSKとお客さまのことを第一に考えている、その姿勢が私の心に刺さっています。この思いをこれからも続けていかなければ」。

トップスターと娘役トップスター。「お互い見送るのも見送られるのも寂しいな、と思って」(楊琳)昨年、退団する気持ちを楊琳から舞美に伝え、同時退団に至ったという。

OSKでの生活を振り返って「一番つらかったのは、ダイエットです。本当はお替わり自由の食堂が好きなんですけど、体形を維持するため、大好きな白米を我慢するのがつらかった」と楊琳はジョークまじりに心情を語った。

楊琳、舞美の退団公演は「レビュー春のおどり」の他、南座「レビューinKyoto」(7月)、東京・新橋演舞場「レビュー夏のおどり」(8月)が決まっている。

「レビュー春のおどり」は、第1部が和物レビューショー。第2部は「ブギウギ」でも舞台演出を手がける荻田浩一の作・演出・振付で同ドラマの要素を盛り込んだ洋物レビューショーとなる。