フジテレビは、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜午後6時)のキャラクターで、昨年12月17日の放送を最後に声優が交代した山田笑太役の後任を、同作で“城ヶ崎さん”の声優を務める本井えみ(54)に決定したことを発表した。

本井は、2月4日放送の「まる子、落とし物を探す」の巻から新たに“山田くん”を務める。

一人二役となる本井は、演じ分けについて「『山田くんは元気よく、男の子らしいやんちゃな部分をもっと出せたら山田くんらしくなる』と監督にもアドバイスをいただきました。城ヶ崎さんは反対に“お嬢様”なので、城ヶ崎さんを演じる時は少し高貴な雰囲気が出るように意識してやっています!」とポイントを説明。「前任の山本圭子さんが作り上げてきて下さった『山田くん像』を守りつつ、お茶の間の皆様に元気をお届けしたいです!」と意気込みを語った。

本井の名前の由来は、いつも笑顔でいてほしいという思いから“えみ”と名付けられたといい、いつも笑顔の“山田笑太”とは縁があると思わざるを得ない。巻き髪とピンクのワンピースをまとった華やかなお嬢様・城ヶ崎さんと、笑いの絶えないクラスのお調子者・山田くん、一人二役となるを演じ分ける姿は必見だ。

◆本井コメント

-山田君の印象

「山田くんと言えば“笑い声”と“笑顔”だと思うのですが、実は私も、父がいつも笑っていられるようにと“えみ”と名付けてくれました。いつも笑顔でいるためにはなかなかのパワーが必要なのですが、山田くんはいつも笑顔ですごいな、と思っています!」

-城ヶ崎さんと山田くんをどう演じ分けますか?

「山田くんは元気よく、男の子らしいやんちゃな部分をもっと出せたら山田くんらしくなる、と監督にもアドバイスをいただきました。城ヶ崎さんは反対に“お嬢様”なので、城ヶ崎さんを演じる時は少し高貴な雰囲気が出るように意識してやっています!」

-意気込み

「山田くんはいつも笑っていて、とても明るくて素直で、チャーミングな役だと思います。特徴的な笑い方や、いつも楽しそうに話す“山田くん像”は前任の山本圭子さんが作り上げてきて下さったものなので、そこを守りつつ、お茶の間の皆様に元気をお届けしたいです!」

 

◆「まる子、落とし物を探す」の巻あらすじ

昨日も今日も丸尾くんの落としもの騒ぎで大変だったとさくら家で話すまる子。数日後、今度はお姉ちゃんが大切なブローチを落としてしまい、まる子も一緒に探しに行くが、結局、見つけることができなかった。翌日、学校で野口さんから落とし物を探すおまじないをおしえてもらったまる子は…。