俳優佐々木蔵之介(56)が5日、都内で行われた主演映画「マイホームヒーロー」(青山貴洋監督、3月8日公開)の完成披露イベントに出席した。前日4日に誕生日を迎えたばかりで、元乃木坂46齋藤飛鳥(25)やなにわ男子高橋恭平(23)ら共演者や観客からサプライズで祝福され、感無量で喜ぶシーンがあった。

客席側の通路から登場すると、大歓声を浴びた。登壇して「本当に今日は大雪の中ありがとうございます」とあいさつ。「ちょうど1年くらい前にドラマ作って映画を撮ってたんですけど、今日一般の皆さんに初めて見ていただける。どうしようかと思っていたんですけど、この声援ですごく救われました。ありがとうございます」と感謝した。

さらに「映画『マイホームヒーロー』、本日初“ひーろーめ”(披露目)です」とジョークを飛ばした。「マスコミの方々も雪の中来てくださったから、ちょっと(ギャグを)言うとかなアカンかな、と思って」と照れ笑い。「ドラマの7年後が映画では舞台なんですが、本当に7年後に公開されなくてよかったなと思っております」と安堵(あんど)した。

17年から「ヤングマガジン」で連載されて大人気の同名漫画が原作。愛する家族と平凡に暮らす父・鳥栖哲雄(佐々木)が1人娘(齋藤)の彼氏を殺害し、死体を隠蔽(いんぺい)。一線を越えた哲雄が家族を守るため、命をかけた負けられない戦いに挑む物語。昨年TBS系で放送された連続ドラマの7年後を描く。

佐々木は、齋藤演じる刑事になった娘に追い詰められていく父を演じる。「映画の中で、1つの決断というか、お父さんは答えを出します。ここに出ていらっしゃる皆さんが、スクリーンからあふれるばかりに生き生きしています」と説明。「スタッフの方々も本当に原作に敬意を払って作っていましたので、その魂は投影されていると思います」と呼びかけた。

イベント終盤、齋藤の呼びかけでステージにバースデーケーキが登場すると、佐々木は「うわ~。ドラマの中でも娘が誕生日にプレゼントしてくれるんですけど、これはドラマなのか現実なのか…わからないくらいうれしい」と驚いた。「これ、どうしよう。生きてきてよかったです。ありがとうございます」と感謝した。その場一同で「ハッピーバースデーディアお父さん」とバースデーソングを合唱。佐々木は「いや~生きてて良かった。こんなことがあるなんて思ってなかったですね」と喜びをかみしめた。