タレント伊集院光(56)が14日放送のTBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(水曜午後10時)に出演し、吃音(きつおん)のお笑い芸人、「インたけ」こと、インタレスティングたけしに対して語った言葉がX(旧ツイッター)で話題となっている。

インたけは22年7月に放送された「説教早帰らせ選手権」に登場。自身の吃音を意図とは違った形で受け取られ、日本吃音協会からTBSに抗議文が来て話題となった。14日の放送では、インたけが当時の騒動を振り返り「逆にこのしゃべり方で名前も覚えられる」と気丈に語るシーンが放送された。さらにこの日の企画ではチャンス大城に対し、インたけが芸人引退ドッキリを仕掛けた。

VTR間のスタジオトークで伊集院は「芸人」という仕事に対しての思いを語った。お笑い芸人は「コンプレックスは全部武器」と切り出し、笑われることに対し「こっち側がもう分かってやってるなら、これは俺が笑わせてることじゃんっていう転換が起こる」と語った。

さらに「俺が芸人の好きなところは、もしかしたら一般生活では辛いこともある特徴が、みんなに喜んでもらえる。こっちはそれを分かってやってるっていう関係ができる、世界一素晴らしい職業だって思ってるから」と主張。その後、伊集院は5歳兄の実兄が吃音で、その兄の影響で芸人を目指したことを明かした。

Xでは、放送後にインたけが「伊集院さん!素晴らしいコメントありがとうございました!!」と投稿。他にも「自分の吃音は個性だから芸人として笑って貰えたら嬉しい、とインたけ コンプレックスは芸人の武器だ、と伊集院光 差別やいじめはあかんけど周囲の過剰反応は逆に本人の生きる道を妨げる事もあるね」「めっちゃいい話に思った」などと書き込まれていた。

▼伊集院光コメント(芸人について) すごく難しいことに、ここの番組は突っ込んでいく。お笑いで突っ込んでいくから、まあ、ああいうことは起こるんですけど。例えば僕が体が超デカいっていうことを、中学生、高校生でイジられたりしてて。で、ある意味、この笑われるっていうことを、こっち側がもう分かってやってるなら、これは俺が笑わせてることじゃんっていう転換が起こる。

そしたらこれは武器じゃんってなって。お笑いになる時は、コンプレックスは全部武器だって、師匠にも言われて。で、彼の吃音が、みんなに例えばイジられたりとかで、時に笑われたりとかしてるのを、芸人になればいいじゃんって。

俺が芸人の好きなところは、もしかしたら一般生活では辛いこともある特徴が、みんなに喜んでもらえる。こっちはそれを分かってやってるっていう関係ができる、世界一素晴らしい職業だって思ってるから。

もちろんね、苦労してる人がいっぱいいるから、そのご家族もいるからやっぱりいろいろ言いたくなるのは分かるけど、そこはちょっと分かってほしいんだよねって思っちゃう。

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▼伊集院光コメント(兄について) 吃音協会の人が守らなきゃならない人もいっぱいいるし、思いがあるから吃音協会の人はいいとか、悪いとかそうじゃない。俺、テレビでほとんど言ったことないけど、5歳上の兄がかなり強い吃音なんですよ。

だからそれによってからかわれてるのもずっと見てきたし、だから僕が何でお笑いを始めようかと思ったかっていうと、彼はネタのセンスがめちゃくちゃいいんですよ。それで自分が言ったらウケないから、お前が言ってくれっていうネタで、俺大好きなネタで、テレビで多分すごく躊躇(ちゅうちょ)するネタだけど。

俺が出前でタン麺頼むとタンタン麺が来るってネタがある。でもこれも、普通にフランクでしゃべってたら笑えていいはずの話なんだけど、ここで炎上したらどうしようって思うから。みんなもちょっとリアクションも考えちゃうじゃないですか。でもなんかこれを超えるネタを、インたけくんがやってくれて、もう細かいこと全部忘れて、もう腹抱えて笑っちゃったからさあいつの勝ちだよって、理想論だけどなってほしい。