歌手で女優斉藤由貴(57)が21日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時)に生出演。芸能界デビューしたものの、デビューから2年目で「NHK紅白歌合戦」司会をやることになってしまった過去を振り返った。

斉藤は39年前のこの日(1985年2月21日)、シングル「卒業」で歌手デビュー。フジテレビ系「スケバン刑事」でドラマ初主演。さらに初主演映画「雪の断章-情熱-」ではブルーリボン賞新人賞などを受賞した。86年はNHK連続テレビ小説「はね駒」で主演。紅白歌合戦で紅組の司会を当時最年少で起用された。

この経歴が紹介されるとMCのハライチ澤部佑(37)が「早い早い、デビュー翌年に紅白司会ですか? すさまじいテンポ」と奇声をあげ、MC神田愛花(43)から「同期とかどなたなんですか」と聞かれた斉藤はキョトンとした表情のまま「誰だろ?」ととぼけることもなく返して澤部に助けを求めた。正解が分からず遠くをみつめた澤部も「誰でしょうねぇ~、みなさん、調べてみてくださ~い」と疑問のままとした。

ここでMCのハライチ岩井勇気(37)が「もし、仮に紅白の司会をやるとして、相方が2年目の子だったら震えあがるよね」と質問とも感想ともいえないコメントを発した。澤部は「司会で一緒にやられた方もいらしゃるんですよね」と斉藤をみつめると「加山雄三さん」と返した。会場はそろって「エ~」の大合唱となった。