「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、3月1日に亡くなった。68歳だった。連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで8日、発表された。

鳥山明さんと親交のあったお笑いタレント、チキンナンバン大川知英(45)が8日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に電話出演。バンド活動をしていた大川が2008年から愛知・名古屋市のライブに鳥山さんが来てくれていた。そこからメールを通じた親交が始まり、食事を一緒にとったことある、ということについてコメントした。

大川によると08年に鳥山さんと付き合いのある人と知り合いで「鳥山先生に会いたい」とお願いをしたところ、ライブに足を運んでくれた、という。「そのときからずっとライブに来てくれて、メールをやりとりするようになった」と語った。

MC石井亮次(46)から「16年前ですね。最初に『鳥山明です』という出会いがあるわけですね」と聞かれて「そうですね。イメージとは違った。本当に着飾らないというか、普通の、その辺にいるおじさんというか。溶け込みやすい、とてもいい方です」と話した。

石井から「お話もされたんですか」と問われて大川は「けっこう、ボクはドラゴンボールで育ってきたんで、ドラゴンボールの話をしていただいた。主要のキャラ、っているんですけど、悟空とかブルマとか、それ以外のキャラをあんまり覚えていなかった、というのが衝撃的でした」と話した。

石井から「脇役をあまり覚えていないということですか」と尋ねられて「キャラクターを忘れないと次のキャラクターを描けない、っていう理由で」と返した。さらに石井から「漫画の話もされたんですね」と聞かれて「ボクが漫画の話ばっかりするんでちょっといやがってました」と話した。

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