「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、急性硬膜下血腫のため3月1日に亡くなった。68歳だった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトが8日、発表した。

「Dr.スランプ」をアニメ化し、1981年(昭56)4月8日からフジテレビで放送された「Dr.スランプ アラレちゃん」で主人公の則巻アラレを演じた声優の小山茉美は8日、所属事務所の青二プロダクションを通じて追悼のコメントを発表した。

「『Dr.スランプ アラレちゃん』からのお付き合いでした。決してマスコミにお顔を出さない鳥山先生が、私のラジオ番組やライブコンサートには必ずゲストとして出演し、いつも応援して下さいました。私にとってはもう一人の“則巻せんべい博士”でした。世の中に『愛』と『夢』と『力』を与え続けて下さった先生の偉大な功績は、例えようのないほど大きなものだったと思います。心から感謝し、心よりお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りしております。則巻アラレこと、小山茉美」

【関連記事まとめ】鳥山明さん死去、各界で巻き起こる悼む声 英BBC「史上最も影響力ある漫画」