お笑いコンビ爆笑問題、太田光(58)が10日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、1日に68歳で亡くなっていたことについて言及した。

太田は「Dr.スランプ」シリーズで使われた99年の楽曲「アラレ!パラレ!」で作詞を務めている。番組で同曲について紹介された太田は「懐かしいですね、これは。これは第何シーズンかのやつで。『来たぞ来たぞ』が有名ですけど。いきなりオファーっていうか。俺、作詞なんてしたことなかったけど、アラレちゃん大好きだっから。まぁうれしくて」と作詞の経緯を明かした。

そして「とにかく、アラレちゃんを読み返して。ペンギン村のしっちゃかめっちゃかな世界をどうやって…。メロディーだけ先に来るんですよ。どうやって乗っけようかって。一生懸命考えて。オンエアされた時は本当にうれしかった」と続けた。

さらに「これを鳥山先生が聴くと思ったから。それが本当に緊張した。お会いしたことはないんですけど、僕は」と語った。

鳥山さんをめぐっては、「週刊少年ジャンプ」の公式サイトを通じ「ファン、関係者の皆さまへ 突然のご報告になりますが、漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした。熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします」と伝えた。

既に葬儀は近親者のみで執り行ったという。お別れ会に関しては未定とした。