テレビ朝日系連続ドラマ「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」(土曜午後11時)の最終回となる第9話が16日、1時間拡大スペシャルとして放送された(以降、ネタバレあり)。

最終話では、同ドラマ名物の篠田麻里子(38)演じる綾香の濃厚な体当たり演技はなかった。だが、ドラマの中にインパクトを与えた首に装着する「鈴付き首輪」が再び登場した。娘が捕獲されている場所へ、伊藤淳史(40)演じる渉とともに向かうことになる。その際、娘を捕獲している司馬マサト(小池徹平)から首に装着する「鈴付き首輪」を付けてこいと要求される。

X(旧ツイッター)では、「鈴付き首輪」の登場に「綾香、鈴をつけたままだと何処に居るかバレるんじゃないんか?」「鈴つけたのやばいwww」「鈴を付けるなんて古いAVだな」などと書き込まれていた。

この日の午後、都内の同局内で行われた「最終回直前!!NG無し取材会」で篠田は「鈴付き首輪」について言及していた。「鈴の大きさ見てびっくりした。こんな鈴が世の中に売ってるんだ」と語っていた。

同作は今年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏が地上波連ドラ最後の脚本を務める。大竹玲二氏の同名人気漫画が原作で、妻の不倫を目撃して離婚を決意した、伊藤淳史演じる主人公が、娘の親権を得るべく弁護士や探偵らとともに奮闘する物語。第1~8話の再生数合計がついに2700万再生を超え、絶好調をキープしたまま、最終回を迎えた。

主人公の妻役を演じる篠田の体当たり演技がX(旧ツイッター)で話題となり、「篠田麻里子」がトレンド入りした。第1話では不倫相手役の小池徹平と濃厚なキスを交わし、キャミソール姿やランジェリー姿を披露している。第2話では、椅子に座っている篠田が、不倫相手の小池からパンティーをずり下げられ、「あ~」と奇声を発する1シーンが注目を集め、篠田の“新境地”が話題となっていた。

▼第9話あらすじ

岡谷渉(伊藤淳史)と妻・綾香(篠田麻里子)は、司馬マサト(小池徹平)と渉を裏切った探偵の三砂裕(佐藤大樹)によって、愛娘・心寧(磯村アメリ)を誘拐されてしまう。弁護士の財田トキ子(水野美紀)によると、マサトは渉に学生時代から積年の恨みを抱いているというが、その原因を渉は思い出せずにいた。やがて心寧がいる場所が裕から送られてきて、監禁されているであろう廃墟へと到着する渉と綾香。しかしそこにはマサトが仕掛けた爆弾があり、心寧がいる部屋のドアを開けた瞬間に爆発するよう設置されていて、マサトは爆発までのカウントダウンを開始する。心寧の安否はいかに。そして渉と綾香の、心寧の親権をめぐる争いの行方は!?