日本テレビの水卜麻美アナウンサー(36)が18日、総合司会を務める日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)に出演。夫の俳優中村倫也(37)が初の料理本を雑炊をテーマして刊行したことについて番組取材を受け、水卜アナはそのVTRをじっくりとみながらつぶやいて笑顔をみせた。

中村は番組取材で「売れないと思うんですよね」と丸メガネをかけ、平然と話した。ワイプ画面に映っていた水卜アナは思わず、マイクがギリギリ拾えるぐらいの声で「ツライ」とつぶやいた。さらに水卜アナは「なんで雑炊なんだろう」と不思議がってもいた。

中村は、作った雑炊一つひとつにタイトルをつけていた。「中国の、田舎町の、怖い先輩雑炊」とか「ほかの女とは同じに思われたくない!ZOUSUI」や「理想の老後~結婚40年、母さん今日は僕が作るよ」などの”珍タイトル”が紹介されると、水卜アナは「中身がまったく分からない」とのぼそぼそ声。

中村は、2年前に「THEやんごとなき雑談」というエッセーを出版して「(書店で)並んでいたら面白いな」という“ノリ”とダジャレだけで、タイトルを「THEやんごとなき雑炊」にしたという。料理好きだったこともあり「雑談」の「雑」からの連想で「雑煮」案も検討されたが「雑炊ならできるかも」とレシピから雑炊20作品を考えた。

中村が「雑炊ならではの懐の深さ」と料理本のテーマについてVTRで解説すると、水卜アナは「ふ~ん」と納得したようなあいづちを打った。中村が「スタートはダジャレです」と暴露すると、水卜アナは小声で「面白い」と下を向いた。

中村が雑炊の魅力について「安い、早い、うまい。ですね」と話すと取材したスタッフに「牛丼みたいですね」と返された。中村は「牛丼俳優です」と即座に答えた。そのVTRの様子をスタジオで座ってみていた水卜アナは、上半身を大きく動かして大爆笑していた。