歌手和田アキ子(73)が24日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)に出演。ドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を、違法なスポーツ賭博に関与したとして契約を解除したことについて言及した。

和田は、通訳に限らず車の運転、練習の手伝い、食事相手など“三刀流”以上のサポートをしてきた水原氏に対し「こんな人がいたら…擁護するわけじゃないけど、楽だよね。すべて分かってくれるから。余計なことを考えないでさ」と語った。

さらに過去の水原氏発言を引用し、率直な感想を述べた。「何かのコメントで、全然関係ないコメントで、『すごい才能ある選手だ』と。『これからは出てこないと思うから、一生賭けてサポートしたい』っておっしゃっていたのよ。そんなの簡単に言うたら、うそつきやん。うそつきやんで済まさせることではないけど」と語った。

ESPN電子版によると、水原氏は同メディアの19日の取材で、当初は大谷が同氏の借金返済を行ったと話していた。大谷は昨年、数カ月の間に自分のコンピューターにログインし、水原氏の見ている前で送金を行ったとし、大谷が水原氏にお金を渡さず自分で送金した理由について「彼はお金に関して、私を信用していなかった。賭博に使ってしまうことを危惧していた」と説明したという。

しかし、同メディアが大谷の代理人に話を聞くためコンタクトを取った後、大谷の弁護士が声明を発表。水原氏も20日に前日の発言を撤回し、大谷は賭博のことも借金のことも何も知らなかったと話したという。

さらに大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金された容疑があるという。さらに水原氏は前日の開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白。このような報道が出ること、そして全て自分の責任であることを明かしたとしている。

スポーツ賭博は米国の38州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法だという。

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