薬物依存からの回復を目指している俳優高知東生(59)が、24日までにX(旧ツイッター)を更新。ドジャースが大谷翔平投手(29)の通訳を務める水原一平氏(39)を、違法なスポーツ賭博に関与したとして契約を解除したことについて言及した。

米メディアESPNによると、水原氏は開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白。水原氏は違法ブックメーカーに借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されていたという。

高知は22日深夜のポストで「水原さんの件どの報道も『ギャンブル依存症は病気』『治療が必要』と言っているのが感慨深い。依存症の理解が広まりつつある。水原さんがストイックに仕事に打ち込んできた姿を国民が見てきたことも大きいよな。『彼がこんなことになるなら病気しかない』と納得するよな。そこが俺との違いだ。精進する」と記述。

そして23日深夜には「『あんなに良い仕事に就いていてなんで?』『もったいない。なんで台無しにするんだ』『稼いでいただろうに、バカじゃないか』依存症問題で人生を台無しにした人に対する一般の人の感想。『ハタからは判らない苦労もあっただろうな。きっとプレッシャーも多かったよな』 同じ依存症を抱える人の感想」とつづった。

この投稿に対し「当事者にならないと自分事に考えられない。私もそうでした…」「人には想像できない大きなプレッシャーがあったんだろうと思います」などとさまざまな声が寄せられている。

高知は16年に覚醒剤取締法違反事件で、懲役2年執行猶予4年の判決を受けた。その後薬物依存症からの回復を目指し、依存症についての啓発活動にも取り組んでいる。

【まとめ】水原一平通訳の解雇問題>>