ぱるること女優島崎遥香(29)が24日、初のエッセー本「ぱるるのおひとりさま論」(大和書房)の発売イベントを都内で行った。

「塩対応」が流行語大賞にノミネートされて10年。周りに振り回されず、おひとりさまを極めてきたぱるるが、30日に30歳を迎えるタイミングで、自身の思いをエッセーにした。

周りの目を気にしないため、「ずっと浮いてきた存在」と笑いながら「昔と違って、今は『塩対応』という言葉がプラスのイメージでとらえてくれる世代が増えた。時代が追いついてくれたなと思います」と笑顔。「さみしさや孤独を感じた時に、私も同じだよ、1人でも大丈夫、明るく生きていこう、みたいなメッセージを入れた」と話した。

1人の時はずっとパジャマでいるという。「スーパー行く時や郵便局など、外に出る時もパジャマ」。驚く取材陣から「外で着ても恥ずかしくないタイプのパジャマ?」と聞かれると「外に来ていくと恥ずかしいタイプのパジャマ」と大笑いし、「ジャージーとかじゃなく、ボタンのついたリアルパジャマ。周りの目を気にしないので」とした。

30歳を迎えるにあたり、髪も切ってボブスタイルに。「昔から、心の整理が断捨離なんですよ。モノも、人も、今回は髪も」とし、「30歳になって、全部を切り離そう、過去を清算しようと思って整理しています」。さらに「LINEの友だちも削除しすぎていて、本当に孤独かもと思う」と苦笑いしていた。