俳優坂東龍汰(26)が6日、テレビ東京系「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(土曜午前11時3分)に出演。驚きの学生時代を振り返った。

坂東は、同局で放送するドラマ「RoOT/ルート」(火曜深夜0時30分)でダブル主演を務める河合優実とゲスト出演。小学校から高校まで個性を尊重する「シュタイナー教育」を受けており、テレビやスマートフォンが禁じられていたことが紹介されると、坂東は「教科書が全くない。黒板に先生が書くことをまねして書いて、自分の言葉で教科書を作っていって。最後は自分だけが作った教科書ができたり」と説明。また「僕は高校生くらいまでテレビが家になかったので、見ていなくて。父親が海外の映画が好きで、日曜日だけ一緒にレンタルビデオ屋さんに行ってビデオを選んで、R12以下とか15以下を見させてもらう」と学生時代を振り返った。

テレビを見ない生活だったため「最初上京してきた時は、さんまさんとか知らなくて」と明石家さんまも知らず。伊集院光が「よくしゃべるおじさんだなと思って?」と尋ねると、「誰だろうなって」と苦笑した。当然所属事務所の先輩俳優もほとんど分からず、佐久間宣行氏が「オダギリジョーさんとか?」と聞くと「かすかに名前は。反町隆史さんとオダギリジョーさんは大体一緒の人くらいの感じの意識で。名前の響きでぼわっと覚えてたくらい」と話し、出演者を驚かせた。

同級生もドラマに無関心で「僕がテレビに出ていても、ほとんど誰も見ていない。ほぼほぼドラマを見ない」とガックリ。主演作を告知しても「無反応です。グループLINEに『このテレビに出るから』と言っても、全部既読スルー」と肩を落としていた。