フジテレビは7日、中居正広(51)がMCを務める「だれかtoなかい」(日曜午後9時)の新MCに、ムロツヨシ(48)が就任することを発表した。14日の放送回から出演する。31日の放送回まで中居とともにMCを務めていた二宮和也(40)の後任となる。レギュラー初共演となる中居正広と2人で、番組の新しい顔を務める。

ムロは、松本人志の芸能活動休止を受けて前進の「まつもtoなかい」からリニューアルした「だれかtoなかい」の初回放送となった2月4日にお笑いコンビのサンドウィッチマン伊達みきお、富澤たけしとともにゲスト出演、二宮とムロの意外な交友関係も明かされていた。二宮の最後の登場回では新MCは明らかにされず、中居は後任について「次の方は、おっちょこちょいなんですよ。俺不安でしょうがないんだよ。二宮は仲いい。2人でご飯行くくらい仲いい」と話していた。

MCを引き受けた理由について「声をかけていただいた以上、『これは逃げるわけにはいかないぞ』と。それしかなかったですね。迷ってる余裕もなかったです。もうやるしかない、という思いで、今日この場に立たせていただいております。僕は、ニノ(二宮和也)ほどの落ち着きもありませんし(笑)、ただがむしゃらに、必死こいて、空回りも含めて(笑)やっていくしかないのかなと」。

中居については「本当に優しい方。僕はかつて、SMAPさんのコンサート会場を設営していた男ですから(笑)。あのヘルメットをかぶったバイトくんが、ここまで這(は)い上がってきたわけですから、やるからには、しっかり中居さんとケンカして、そして仲直りをして、というのを繰り返しながら、番組を作れたらなと思っております!これからは、『正広』って呼び捨てでいきますよ!(笑)」と気合をにじませた。

14日のオープニングでは、ムロが1人、緊張の面持ちでスタジオに登場。深々とおじぎをした後、「しびれます…」と、神妙に話し始める。2人の距離が近づいたり遠のいたり、楽しさ満点のトークが展開。さらに、ムロがMCに就任するまでの経緯を明かすほか、中居は新MCのムロに期待していることを語る。

14日ゲストは、ともに舞台、映像の両ジャンルで実力派俳優として活躍し続ける、吉田鋼太郎と高畑充希。中居いわく「“ザ・俳優”なお2人」のマッチングトークが実現する。

プライベートでは3歳の娘の父親である吉田と、現在独身の中居とムロの3人が、それぞれの結婚観を語る一幕も。実はムロと高畑も親友同士であることが発覚するなど、俳優にとっての「舞台」と「映像」の違い、吉田も高畑も関わりの深い演出家・蜷川幸雄との思い出など、まさしく“ザ・俳優”ならではのクロストークが展開していく。