テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。心不全により54歳で亡くなった大相撲の第64代横綱、曙太郎さんを追悼した。

デーブは曙さんと家族による4人の写真をアップし「曙さんを本名のチャドと呼ばせていただきました。ご家族も素敵でいつもハワイの太陽より明るかった」と切り出した。

「断髪式で丁髷まで切ろうと迷惑もかけました! ギャグを言い合ったり横綱でもいつもチャドでした」と断髪式の思い出を回想し「ハワイ語で『Na waimaka o ka lani』(天国の涙)ご冥福をお祈りします」と締めくくった。

米国ハワイ出身の曙さんは同期入門だった若貴兄弟としのぎを削り、2人より先に横綱昇進。かたき役になり膝の故障になきながら、長身を生かした突き押し相撲で11回の幕内優勝を遂げた。現役引退後は総合格闘家としても活躍。近年は闘病生活を送っていたが、今月に入り体調が急変していた。