お笑いタレント、レイザーラモンRG(49)が11日、自身のインスタグラムを更新。心不全により54歳で亡くなった大相撲の第64代横綱、曙太郎さんを追悼した。

プロレスイベント「ハッスル」で曙さんから踏み付けられている写真をアップし「曙さんとはハッスルで何度も闘わせていただきました」と切り出した。

そして「張り手で吹っ飛ばされて脳震盪起こしたり場外にぶん投げられたりエルボーであばらが折れたこともありましたが『曙さんは僕を信頼して思いっきりエルボーを落としてくれたんだ!』と逆に嬉しかったです」と打ち明けた。

さらに「その直後の『細かすぎて伝わらないモノマネ』で『曙さんと試合してあばら骨折したために穴に落ちることができません』って穴に落ちず横にハケたんですが、とんねるずさん達に『どんな理由だよ!』って爆笑されました」とつづった。

最後に「バックステージではとにかく陽気で明るくていつも『RG!』ってデカい声で呼んでくれてハワイ時代のとんでもない話で笑わせてもらいました。曙さんとの試合で何度もメインをさせていただきました。曙さんとの試合は僕の宝物です。安らかに」と締めくくった。

米国ハワイ出身の曙さんは同期入門だった若貴兄弟としのぎを削り、2人より先に横綱昇進。かたき役になり膝の故障になきながら、長身を生かした突き押し相撲で11回の幕内優勝を遂げた。現役引退後は総合格闘家としても活躍。近年は闘病生活を送っていたが、今月に入り体調が急変していた。