人気子役の浅田芭路(あさだ・はろ=10)が13日、警視庁原宿署のこども安全大使に任命され、都内で交通・防犯キャンペーンに参加した。

キャンペーンでは、衝突を体験しシートベルトの重要性を学ぶことができる模擬体験車両「シートベルトコンビンサー」にも乗り込んだ。浅田はカプセル状の車両に乗り込み、シートベルトを着用すると、1回転する車両の中で目を丸くした。体験後「乗る前、少し怖かったですけど、横転したり、ひっくり返ったりした時、シートベルトは人の命を守る大切なものだと分かりました」と、10歳ながらシートベルトの深く痛感していた。

23年5月に警視庁赤羽署、同9月には千葉県警千葉西警察署の一日署長に就任しており、平素から「短距離の移動でもシートベルトを着けたり、自転車に乗る時はヘルメットを着けるようにしています」と交通安全には留意している。それでも、シートベルトコンビンサー体験は強烈だったようだ。「シートベルトがなかったら、私はケガしていた。事故があった時(シートベルトを着けなかったら)もしかしたら自分の身に危険がある。シートベルトは大切だなと思います」とシートベルトの重要性を訴えた。「ディズニーランドで必ずジェットコースターに乗るので、絶叫系は大丈夫なんですけど、事故を起こしてしまうと、どうにもならない。シートベルトはちゃんと着けなければいけないと思います」と強調した。