お笑いコンビ、髭男爵の山田ルイ53世(49)が、23日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜午後11時45分)に出演。娘に自身が芸人であると隠していた過去を明かした。

11歳の長女と4歳の次女を育てる山田は、長女が小学4年生になるまで自身が芸人ということを伝えていなかったという。その理由を「僕は全然いいんですけど、『一発屋』という言葉の変な苦みがあるじゃないですか。あれを小さい子供に説明しづらいと思って」と語った。

長女には「フレキシブルに働くサラリーマン」と説明していたが、自宅に保管していた衣装のシルクハットが外出のたびに1つなくなることに気付かれていたという。山田は「子供ってすごいですよ!税務署かなと思いました」と笑わせつつ、「それで最終的に(芸人だと)たどり着いて。『パパがそんな仕事ができるわけないじゃないか』って言ってたけど、だんだん娘が書く僕の似顔絵に謎の黒い物体が乗ってたり」と苦笑い。「否定してたけど、もう無理やってなったのが小4の春」と振り返った。

娘へのカミングアウトについては「娘が成人した時に言うってのが夢だった」と悔しげ。「成人式終わりにレストラン予約して、ウエイターさんがワイングラス持ってくる。『成人おめでとう、ルネッサーンス!』ってやった時に、娘が『やっぱり髭男爵だったんだ』と」と理想を語ったが、「それを目標にしてたけど、だいぶ前倒しに」と笑った。