モデルで俳優のノッキーこと榿澤(はんのきざわ)涼太(33)がこのほど取材に応じ、9月5日公開の出演映画「美味しい運命」(山内大輔監督)の見どころなどを語った。
ピンク映画の老舗「大蔵映画」の新レーベル「OP PICTURES+」が手がける本格ボーイズラブ(BL)作の第5弾。歓楽街の色恋沙汰を闇で解決するトラブルシューターの主人公と、その周辺の登場人物たちの物語を描く。榿澤は敏腕社長の神宮寺幹雄役。愛する妻がいながら男性の愛人も持ち、ひそかに関係を持っているという役どころだ。
初のBL作品に挑戦ということで、男性との“絡み”も初めて。「正直に言うと、最初は少し抵抗はありましたね」と振り返りつつ「幹雄は結構なドSなキャラなんです。仕事には常にストイックで数字に厳しく、愛人に対しても仕事に対することはかなり厳しい。(ドラマの)『花より団子』の道明寺みたいな感じの俺様系のイメージです。ベッドシーンも多いのですが、逆に振り切って演じることができましたし、羞恥心なく向き合うことはできたと思います」と話した。
複雑な人間関係模様が物語を引き締め、見る者を引き込んでいくといい「三角どころか、四角関係?みたいな。そことそこがつながるのかというのはあると思いますし、ベッドシーンでは大事な部分がシュールに隠されていたりする場面もあって。結構面白いと思います笑」と笑った。
榿澤はAmazon Prime Videoの人気婚活リアリティー番組「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1(20年配信)に参加で話題に。新ルール「ストールン(略奪)ローズ」を世界で初めて実行するなどして注目を集めた。22歳から俳優として舞台出演などをこなしてきた。今作では「今まで見せたことのない一面を出すことができたと思います」といい「予想を裏切ってくる展開になっているので楽しめると思いますし、この作品をきっかけにBL作品の世界に興味を持っていただける方が1人でも増えたら、大きな前進だと思います」と呼びかけた。
今後も芸能の仕事にまい進していくが、個人で仕事をしている金融業の方ではFP(ファイナンシャル・プランナー)をはじめ、さまざまな資格を持ちながら幅広く活動中だ。「役者のお仕事以外でも、やりがいを感じられることを楽しくやっております。常に自分の心がワクワクする生き方をしていたいですし、楽しむ気持ちをずっと殺さずにこれからも生きていきたいです」。まだまだ人生はこれからだが「死に対して意識するようになった」ともいい「体を積極的に動かしたり、今しかできないことをやる。趣味の時間も大切にするようになりました」。感性を大事にしながら、これからも奮闘していく。 映画「美味しい運命」は9月5日から東京・池袋シネマロサで2週間限定公開。榿澤は5日と6日の舞台あいさつにも登壇予定となっている。
◆榿澤涼太(はんのきざわ・りょうた)1991年(平3)11月5日、北海道出身。子どもとスポーツが好きだったことから小学生時代から教師を目指し、北海道教育大学へ。小学校の教員免許と、中学、高校の保健体育の教員免許を持ち、地元札幌の観光大使も務める。中学時代からバドミントンに励み、大学時代には全国大会に出場。同2年時に留学したニュージーランドで自分の感情に素直に生きる外国人の姿に影響を受け、卒業後は公務員には進まず、長年興味のあった芸能界の道へ。「バチェロレッテ・ジャパン」出演時は「山ピー(山下智久)に似ている」イケメンとして話題に。22年の舞台「beat per minute CHAIN LIFT」などにも出演。



