NHKは14日、東京・渋谷の同局で、大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)出場歌手発表会見を行った。
紅組では同事務所所属のアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」発のグループとして活動する共に7人組のFRUITS ZIPPERとCANDY TUNEが初選出された。若者を中心に大人気の“カワラボ勢”が年末の舞台も彩る。白組ではKing&Princeが3年ぶりの出場で、紅白にSTARTO ENTERTAINMENT(スタート社)のアーティストが3年ぶりに戻ってくる。
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ついにKAWAII LAB.勢が紅白の舞台を踏む。昨年も有力視されながら落選し、悲願の出場をつかんだFRUITS ZIPPERの真中まな(26)は「Road to 紅白」を掲げた1年だったと明かし「できることは全てやりました」と、すっきりとした表情で語った。
今年は初開催の「MUSIC AWARDS JAPAN」で代表曲「わたしの一番かわいいところ」が最優秀アイドルカルチャー賞を受賞。さいたまスーパーアリーナ公演も初成功させ、来年2月の東京ドーム公演開催も発表するなど、アイドル界での存在感を名実ともに高めた。同事務所から妹分のCANDY TUNEも初出場。“カワラボ”の勢いを感じさせる結果に鎮西寿々歌(26)は「楽曲もそれぞれ全然違うのでKAWAIIってこんなにいっぱいあるんだなと。新しいKAWAIIを発見してもらえるきっかけになれば」と意気込んだ。
現代の女の子が憧れるようなKAWAIIを表現するFRUITS ZIPPERとはひと味違い、CANDY TUNEは結成当初から明るく元気、少々ギャルめなノリで人気を得てきた。村川緋杏(25)は「(知らせを聞いて)試合に負けたんじゃないかというくらいのむせび泣きでした」と喜び、立花琴未(23)も「私たちらしいフレッシュな部分をお届けできることが楽しみですし、ワクワクしています」と語った。
1年違いでデビューし、先にヒット曲を出してひた走っていたFRUITS ZIPPERのあとを追いかけ、苦しむ時期も乗り越えてきた。街中などでも多く耳にした24年4月リリースの「倍倍FIGHT!」はSNSの力も受けてジワジワと広まり、代表曲へ。「集大成の“倍倍”を届けたいと思います」(立花)。コンセプトは「原宿から世界へ」。それぞれの思いを楽曲と共に年の瀬のお茶の間へ届ける。【松尾幸之介】



