北川景子(39)の主演映画「ナイトフラワー」(内田英治監督、28日公開)公開前夜祭イベントが27日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。
席上で、21日に都内のNHKで27年度前期連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」のヒロインに決まったと発表されて以来、初の公の場となった森田望智(29)に観客席から拍手が起きた。劇中で思いを寄せる幼なじみを演じたSnow Man佐久間大介(33)から「おめでとうございます!」祝福され、森田は「ありがとうございます」と感謝。佐久間が「身内に、うれしいことが起こっている」と喜ぶと「自分の事みたいにメチャクチャ(喜んでくれた)」と満面の笑みを浮かべた。
「ナイトフラワー」は、原案・脚本も手がけた内田英治監督(54)が、21年の日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作「ミッドナイトスワン」の脚本執筆時に着想した「真夜中シリーズ」第2弾と位置付けた作品。21年「ファーストラヴ」以来4年ぶりの主演映画となった北川は、借金取りに追われて東京へ逃げ、昼はパート、夜はスナックで働く中、2人の子供の夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意するシングルマザー永島夏希を演じた。森田が、夏希と出会い、友情を深め、ボディーガードを買って出てタッグを組む、総合格闘家の芳井多摩恵、佐久間が多摩恵に思いを寄せる池田海を演じた。
森田は、格闘技の経験が0の中、半年間にわたる過酷なトレーニングに挑戦し7キロ増量し、プロも絶賛する迫力の格闘シーンを作り上げた。森田は「最初、自分がリングに立っている姿が想像もつかず、どうするんだろうと。どちらかと言うと、平和に生きてきた…できるかなと。練習しても痛いし結構、ハード。闘うぞ、と言うまでに時間がかかった。今を生きているという瞬間に巡り合え、生きるためにやっているんだと思い共感できた」と役作りを振り返った。
森田は、内田監督から「勝手に、すごい練習するんで。指定したジムじゃない、勝手に知らないジムに行った」とツッコまれると「勝手に運動神経が良いと誤解した」と切り返した。ここでも、佐久間が「(練習を)個人で3倍くらいやってた」と努力をたたえ、同監督も「週5くらいやっていた」と続きながら「最初の練習は猫パンチ…この映画、終わったと思った」と笑った。
森田は「そんな、私がいなかったらこうなってない」と胸を張った。すると、3度、佐久間がコメント。「早く闘うシーンが、終わって欲しいと思ったのに(撮影の)最後まで。1番、大変な最後の試合のシーンの前日が(自分の)クランクアップだった。大変だと言うので、Snow Manがライブで頼んでいるトレーナーを差し入れた」と、森田の肉体のケアをサポートしたと明かした。森田は「いたれりつくせり。Snow Manになった気分」と笑みを浮かべると、佐久間は「10人目のSnow Manだ」と笑った。
この日は、夏希と取引する街の麻薬密売の元締めサトウ役で俳優デビューを果たした結成20周年を迎えたバンド「SUPER BEAVER」のボーカル渋谷龍太(38)も登壇。北川が演じた夏希の子どもを演じた渡瀬結美と加藤侑大がサプライズでお祝いに駆けつけた。
◆「ナイトフラワー」 借金取りに追われ、2人の子供を抱えて東京へ逃げてきた永島夏希(北川景子)は、昼も夜も必死に働きながらも、明日食べるものにさえ困る生活を送っていた。ある日、夜の街で偶然、ドラッグの密売現場に遭遇し、生きるため、子供たちのために自らもドラッグの売人になることを決意する。そんな夏希の前に心に深い孤独を抱える格闘家・芳井多摩恵(森田望智)が現れる。ボディーガード役を買って出た多摩恵とタッグを組んだ夏希は、さらに危険な取引に手を伸ばしていく。ところが、ある女子大生の死をきっかけに、2人の運命は想定外の方へと動き出す。



