King&Princeが18日、2人体制初の4大ドームツアー「King & Prince DOME TOUR 2026 STARRING」東京ドーム公演初日を迎えた。SNS総再生回数が約2億回を記録した「Theater」や、ファンから愛され続けるデビュー曲「シンデレラガール」などアンコールを含め全32曲を歌唱。2人体制となってより奥行きを深めるキンプリのエンターテインメントに、5万5000人が酔いしれた。
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高さ15メートルのタワーに乗って登場した2人は、黄色と白のペンライトの海を眼下ににんまり。髙橋の「やっと会えたね、みんな~!」の呼びかけに、きらめく会場と飛び交う大歓声。2年連続で立つドームという大ステージの喜びを分かち合った。
バズリにバズり、音楽トレンドの先頭に立ち続けている。「映画」がコンセプトの新アルバム「STARRING」は、2人が熱量をぶつけ合い完成させた「超大作」。収録曲を架空の映画主題歌に見立てるという洗練された仕掛けはファンを驚かせ、リード曲「Theater」は髙橋の肩を揺らすダンスが昨年末からSNSで話題に。狩野英孝(43)こと「50TA」が楽曲提供した「希望の丘」は、「差し上げます」「いただきます」と交わし合うユニークなコールアンドレスポンスで即座に人気を獲得。この日も5・5万人のファンと息ぴったりに愛を送り合い、熱狂させた。
23年5月23日から始まった「れんかい」ペアの2人体制は、今月15日で1000日を迎えた。同時期に、ミラノ・コルティナ五輪では「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組が日本フィギュアスケート界4度目の金。ペアでは初の金メダルに輝いた。昨年の3大ドーム公演から段階を上げ、今回の4大ドーム、楽曲のヒットと「れんかい」の活躍もまさに金メダル級。体制の変化という“逆風”も、基盤を固める経験へと昇華させた。
永瀬は2人の絆の強さを「金メダルの世界新記録級ですね」とニヤリ。「我々はアイドルオリンピックでは頭角を現してきている」とユニークに手応えを語れば、髙橋も「1つ1つ記録を伸ばしてきていて、自分たちのアイドル人生も次も期待されると思うんですけど、先のことを見据えず今を大切にしていきたい」うなずいた。
ライバル意識もあったというジュニア時代の仲間は時を重ね、替えのきかない良き相方になった。「廉が隣にいるっていうのは、当たり前の存在じゃない。奇跡的な時間を過ごせているなと思います」(髙橋)、「もう10年くらい一緒いるけど、今が一番、海人のことが好き」(永瀬)。肩を組み、息を合わせ、輝く景色を描き続ける。【望月千草】



