TBS井上貴博アナウンサー(41)が21日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜午前9時)に出演。転職に対する考え方を語った。

井上はオープニングで、中学時代に在籍していた野球部で学生コーチを務めていた年上の男性と30年ぶりに再会したことを報告。その食事会の席で、転職やフリー転身するアナウンサーも多い中、自身が長くTBSに務めていることに驚かれたといい「『俺から見た井上は転職ガンガンやるタイプだと思ってた。そのお前がTBSに居続けるって、TBSがそんなに好きなの?』って言われたの」と振り返った。

井上アナは「即座に『TBSのことはそんなに好きではありません』って否定したんだけど」と冗談めかしつつ、局アナの転職について「我々の下(の世代)は特にだと思うんですけど、転職が当たり前というか。むしろ転職しないで勤め上げてる人の方が少数派のぐらいの時代」と話した。また「転職者が一定数いる方がむしろ私は健全だと思ってる。今の時代に照らし合わせると。『転職者が少ない方が不健全だよな、アナウンサーって』って私の性格上そんなふうに思っていて」と転職に対する思いを語り、さらに「かくいう私も、転職って選択肢にずーっとあるんです。この20年間。でもそれって自然だと思うんです」と打ち明けた。

一方で「でも今ふと立ち止まって考えてみると、TBSに感謝してる自分がいるんです」と語り、自身について「ニュース番組を担当しているのに、ニュース原稿を渡されても原稿をを変えて読むこんなめんどくさいやつで。勝手に自分のしゃべりたいことしゃべり出す変なやつを受け入れてくれている会社というか、変な会社なんですね」と苦笑交じりに語った。

自身がTBSにとどまる理由について「自分の中で確固たるものがあって。テレビ報道を変えたいという思いなんですよね」と明かし、「テレビ局内にいるからこそ、テレビ報道を変えられる可能性があるんだったらやり続けたい。もし変えられないんだったら辞めますっていう。『そんなの無理じゃないか』ってみんなに言われるし、『お前一人ごときで無理じゃないか』『バカじゃないの』って言われるけど、私結構バカで、本気で思ってるんですよねみたいな話したんです」と振り返った。

酔いもあってか、野球部時代のコーチは自身の話に涙していたといい「『お前そんなに立派になったんだな』みたいなことで」とリアクションに笑っていた。