俳優堤真一(61)とWEST.の濵田崇裕(37)が、舞台「グレンギャリー・グレンロス」(11月6日から、東京・IMM THEATERなど2都市)でダブル主演を務めることが21日、分かった。
1983年(昭58)に米国で誕生した戯曲で、米シカゴを舞台にアメリカンドリームを夢見て不動産業界でしのぎを削る男たちの壮絶な顧客争奪戦とリアルな人間ドラマを描く物語。84年にはシカゴとブロードウェイで上演され、ピュリツァー賞を受賞。1992年(平4)には米俳優アル・パチーノら名優によって映画化された。
堤がかつては成功をおさめていたが今は落ち目で必死に売り上げを追う中年営業マンのシェリー・レヴィーンを、濵田が巧みな話術を持つやり手の不動産セールスマンのリチャード・ローマを演じる。
主演の2人は初共演。濵田は「いつか絶対に共演したいと思っていた堤真一さんとご一緒できることがまずスーパーハッピーです!」と喜びをあらわにした。自身の役は映画版でアル・パチーノが演じたデキる男。「色気がすごくて、あの風格を僕が出せるのか?と思いながらも、気がついたら面白すぎて見入っていました。『この人から物件を買ってみたい』と思わせるような男たちになればと思っています」と意気込んだ。
堤は同作について「リズムとテンポが必要な会話劇」と向き合う。今作は、海外で活動するクリエーターのジョン・ハイダー氏が初めて日本の作品の演出を手がける。タッグに心を弾ませつつ「思考がどんどん飛んでいくような“営業用の話術”を身につけると共に、かつての栄光を語る男の悲哀に近づけたらと思います」とコメントを寄せた。 大阪公演は12月5日から、森ノ宮ピロティホールにて上演。



