俳優集団D-BOYSとD2が25日、東京・本多劇場で舞台「チョンガンネ~おいしい人生お届けします~」(5月6日まで)の初日本番前に会見した。D-BOYSの和田正人(33)は「みなさんに、幸せと笑顔をお届けします!」と意気込んだ。

 韓国でヒットしたミュージカルの日本初上演で、チョンガンネ(独身男)の店員たちが、歌って踊り、客を楽しませることで大成功した実在の八百屋をテーマにした青春物語だ。

 D-BOYSはこれまで「Dステ」と名付けた舞台を定期的に上演してきたが、その13回目となる同作品が初のミュージカル形式となる。和田は「初のミュージカルということで、満を持して演じます。いろいろな演劇がありますが、僕たちは、楽しさを届け、おいしい人生を届ける。これしかない。千秋楽まで突っ走ります」と宣言した。

 昨年12月に宝塚歌劇団を退団した元雪組娘役トップの舞羽美海(まいはね・みみ)も出演。「宝塚を卒業して初の舞台になるのですが、男性の方が稽古場にいるのは初めてで、毎日を楽しく過ごさせていただいてます。毎日勉強することがたくさんあります」と充実した表情で話した。

 和田も舞羽に対し「姉さんには勉強させてもらってます」と応じ、笑いを誘っていた。

 会見には牧田哲也、橋本汰斗、三津谷亮、近江陽一郎らも出席。作品にちなみ、取材陣やスタッフに野菜や果物を配って盛り上げた。5月11、12日には大阪公演(森ノ宮ピロティホール)も行われる。