アイドル演歌歌手の山内恵介(29)が27日、北海道・釧路空港で、新曲「釧路空港」発売記念イベントを行った。

 蝦名大也釧路市長からは、釧路空港宣伝特使の任命書を授与され、「釧路空港を歌っているにもかかわらず、電車で4時間かけて、釧路にやって参りました」と話し、観客を笑わせた。

 いまだ雪が残る寒空の中、空港敷地内の屋外ステージでミニライブを開催した。ファン500人を前に、「釧路空港」など5曲を披露。途中で雨が降り始めると、歌唱中に「嫌だな~」とアドリブを入れて笑わせ、「僕の不徳のいたすところであります。ただ、言わせてもらいますと、この時期に外で(ライブを)やるのがチャレンジャーなのでは」と笑顔で話した。

 デビュー13年。5月31日に30歳を迎えるが、「釧路空港」で念願のNHK紅白歌合戦出場を目指す。「釧路に骨をうずめる覚悟でこの歌を歌います」と真剣な表情で語った。その横に、自身の写真や新曲名、キャッチコピーを施したラッピングバスが入ってくると、「えっ、いつ乗るの?

 今でしょ」と流行のフレーズで締めくくり、最後まで笑いの絶えないイベントに仕上げた。