映画プロデューサーの小林一平氏(こばやし・いっぺい)が12日午前7時31分、急性心筋梗塞のため東京都内の病院で死去した。68歳だった。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は長男開(かい)氏。

 映画「黒潮物語」などを製作。父の小林大平氏が助監督を務めた、原爆の惨禍をリアルに描いた映画「ひろしま」(53年)の上映活動を続けてきた。