熱愛が明らかになった「流し目王子」こと大衆演劇の人気俳優早乙女太一(20)と人気モデル西山茉希(26)が5日、滞在先のハワイからツーショットで帰国した。成田空港では関係を隠すことなく、終始手をつなぎっぱなしのラブラブぶり。西山はマスク越しに幸せそうな笑みを浮かべ、早乙女は、真剣交際していることを堂々と認めた。

 ホノルル発の航空機に乗った早乙女と西山は5日昼すぎ、成田空港に到着。空港では寄り添うように並んで歩き、指を絡ませて手をつなぎ続けていた。早乙女は顔が隠れるほどフードをかぶり、西山はマスクをしていたため2人の表情はうかがいづらかったが、西山は左手薬指に指輪をし、時折幸せそうな笑みを浮かべていた。

 「お付き合いしているのは事実ですか」と直撃すると、早乙女は「はい」とはっきり認めた。ただ、結婚の具体的予定があるか聞くと「ないです」と否定した。2人は旅行でハワイを訪れたとみられるが、現地でショッピングや海を楽しんだかを聞かれると、早乙女は「はい」と答えた。

 空港では取材陣の問い掛けに対し、西山は終始話さず、早乙女も口数は少なかった。ただ時折、“お姉さん”西山が照れたような表情で笑いながら早乙女を見ると、6歳年下の“王子”早乙女も涼しげにほほ笑みつつ「流し目」で見つめ返すなど、幸せオーラを感じさせるラブラブシーンもあった。

 2人は、到着ゲートを出ると、出迎えた所属事務所関係者とみられる男性2人に誘導され、空港を後にした。西山のブログは、1日に国内で更新したとみられる記述を最後に書き込みがないことから、1日以降に出国したとみられる。

 「天才女形役者」と呼ばれる早乙女と、ファッション誌「CanCam」専属モデルを務めた西山は、芸能関係の友人の紹介で知り合い、昨年ごろから真剣交際に発展したとみられる。最近、早乙女の公演会場を訪れる西山の姿がしばしば目撃されていた。

 関係者によると、2人は西山の休日などに会い、デートを重ねていたようだ。西山は自身のブログに、恋人の存在を想起させるような、左手薬指にはめた指輪が写っている写真を数回、アップしていた。

 海外旅行に行ったことが判明し、2人の仲がかなり親密であることが明らかになった。早乙女の所属事務所は4日「結婚はまだですが、いいお付き合いをさせていただいています」と真剣交際を認めていた。

 ◆早乙女太一(さおとめ・たいち)本名・西村太一。1991年(平3)9月24日、福岡県生まれ。父は劇団朱雀(すじゃく)座長の葵陽之介、母は劇団員の鈴花奈々。4歳で初舞台。ビートたけしに注目され、映画「座頭市」やNHK大河ドラマ「風林火山」などに出演。07、08年、NHK紅白歌合戦に応援ゲスト出演。08年浅草芸能大賞新人賞受賞。劇団朱雀2代目。174センチ。3月7日から名古屋市の御園座で特別公演に出演する予定。

 ◆西山茉希(にしやま・まき)1985年(昭60)11月16日、新潟県長岡市生まれ。05年5月、女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルとなる。06年にはフジテレビ系格闘技番組「SRS」5代目司会者に。同年、映画「7月24日通りのクリスマス」で女優デビュー。07年、映画「ハミングライフ」で初主演。趣味は文章を書くこと、料理。168センチ。3月3日、横浜アリーナで開催される「東京ガールズコレクション」に出演予定。