自民党の今井絵理子参院議員(33)は27日、「週刊新潮」で報じられた妻子ある自民党の神戸市議、橋本健氏(37)との「略奪不倫疑惑」について、「略奪不倫ではありません。断じてない」などと否定するコメントを発表した。

 一方で、橋本氏から、妻とは離婚協議中で「近く離婚調停になる」と聞かされ、最近、交際を申し込まれていたことも明かした。

 今井氏は、「私も好意を抱いていたのは事実」と、好意を持っていることを認める一方、「法律上はまだ(橋本氏は)妻帯者なので、『一線を越えてはいけない』と思い、『きちんとけじめをつけてから考えましょう』と申し上げた」「きょうまでこの約束を守っている」と強調。男女の関係を否定した。

 自身の行動を「軽率だった」と述べ、「自民党が大変な時に私事でさらなるご迷惑をかけた」と謝罪。報道内容について「深く深く反省しています」としている。

 04年に結婚した前夫との間に、聴覚障害のある長男がいるが、子育てについても言及。「自宅に同居する母のサポートを受けながら仕事と両立している」「中学生になった息子が学校がない日本は、いっしょに(自宅以外に借りた)マンションで生活している」と言及。「世界でいちばん愛している息子へ、私の人生をかけて向き合っていきたい」とも述べている。