秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(25)と、眞子さまの国際基督教大(ICU)の同級生で、法律事務所勤務の小室圭さん(25)が3日、婚約し同日午後3時から会見を開いた。

 眞子さまと小室さんの会見での主な一問一答は、次の通り。

 -眞子さまが秋篠宮ご夫妻、佳子さま、悠仁さまには、どのように伝えましたか。ご様子はいかがでしたか。小室さんはどのように伝えましたか

 眞子さま 将来を考えている方として紹介いたしました。その時は両親のみであり、妹と弟は別の機会でした。両親の時の話をさせていただきますと、何分にも数年前のことでしたので、具体的なことが進んでいたわけではございません。記憶に残っているのは、両親が「秋篠宮眞子の父です、母です」と自己紹介していたことです。小室さんも、自己紹介をなさいました。多少の緊張感はありながらも、楽しくなごやかに会話をしたように記憶しております。

 小室さん 将来を考えた交際を私の家族に報告しましたら、「とても恐れ多いことですが、あなたがそのように決めたのならば、宮さまにお幸せになっていただけるよう努めるように」と申しておりました。

 -眞子さまは皇族の立場を離れ、新たにどのような家庭を築きたいですか。小室さんは皇族を妻とされることをどのようにお考えですか

 眞子さま 幼い頃より、結婚する時は皇族を離れる時であるという意識を持って過ごしてきました。その中で、天皇陛下をお助けし、自分なりに出来る限り皇族としての仕事を大切に果たそうと努めるとともに、私自身の生活も大事にしてまいりました。両親も私の考えを尊重しながらも助言し、見守ってくださいました。新たに家庭を築くことは、なかなか想像の範囲に収まることではないと思いますが、小室さんとともに温かく、居心地が良く、笑顔あふれる家庭を作ることが出来ればうれしく思います。

 小室さん 内親王様をお迎えすることは、非常に責任が重いことと思い、真摯(しんし)に受け止めております。でも、宮さまは、それらのことを感じさせない配慮を常に私にしてくださり、今日までとても自然な気持ちで過ごすことができました。これからも私なりに、出来る限りのことをしたく存じます。理想の家庭像は…いつも自然体で和やかな家庭を築いていきたいです。

 -小室さん、趣味や座右の銘、将来の目標をお話ください

 小室さん 性格でございますが、ひと言で申しますと、「単純」ということになると思います。どちらかと言えば鈍い方かもしれません。大切にしていることは、日常のペースを崩さないこと。趣味は多々ありますが、その中でも絵を描くことと音楽は、幼い頃より親しんでまいりました。休日は、ピアノでジャズを弾いております。また体を動かすことも好きで、四季折々のスポーツを楽しむこともあります。好きな言葉は「Let it be」でしょうか。現在、奥野総合法律事務所・外国法共同事業にて正規職員として勤務する傍ら、社会人入学した大学院に夜間で通っております。今後につきましては、思い描いていることはございますが、今は目の前の仕事と勉学に、しっかりと取り組むことが重要だと考えております。将来のことにつきましては、宮さまとご相談しながら考えていきたいと思っております。

 会見は午後3時に始まり、同12分に終了した。