将棋の第76期順位戦C級2組5回戦、藤井聡太四段(15)対星野良生四段(29)戦が12日、関西将棋会館で行われた。通算46勝目を目指す藤井は、午前9時30分ごろに会場入り。午前10時、お互いに一礼し、対局を始めた。持ち時間は各6時間。昼食休憩を挟み、夜には決着する見込み。

 順位戦は、A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5クラスで構成。A級の優勝者が名人戦の挑戦者となる。新人の藤井は、C級2組から参戦。このクラスでは現在、4連勝している。星野は1勝3敗。藤井にとってC級1位に昇格するためにも、負けられない戦いが続く。名人になるには最短で5年かかるため、タイトルまでは長い道のりだ。