千葉県の森田健作知事(68)が、「眼瞼(がんけん)けいれん」を患い、今月7日に右目の手術に踏み切っていたことが分かった。県が13日、発表した。

 「眼瞼けいれん」は、まぶたをとじる筋肉が収縮し、まぶたを自由に開けなくなるなどの症状がある。森田氏は現在、県内の病院に入院中。術後の経過は良好だが、症状次第では、4月いっぱい公務を休む可能性があるという。約10年前から同疾患を患い、治療を続けてきたが、手術に踏み切った。森田氏は「(入院中は)県行事への出席や、会見での情報発信ができなくなり、県民の皆さんに申し訳ない」と、話しているという。

 森田氏は2009年、同県知事に初当選。2017年に3選を果たした。任期は、東京五輪(オリンピック)・パラリンピック開催翌年の2021年4月まで。