囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が28日、大阪市の日本棋院関西総本部で行われた非公式戦・若竹杯1回戦で種村小百合二段(37)と対戦し、プロ2戦目で初白星を挙げた。
序盤から強気に攻め、流れを引き寄せた。非公式戦とは言え、記念すべきプロ初勝利に「序盤からうまく打てた。勝てて、うれしいです」と初々しい笑顔で話した。
公式戦デビューとなった22日の第29期竜星戦予選では、同じく4月にプロ入りした大森らん初段(16)に敗れ、公式戦デビューを白星で飾れなかった。27歳差対決となったが、今回は「あまり緊張しなかった」と振り返った。
種村は「勝負どころが強く、読みもしっかりしている。スキがなく、強い」と話した。
若竹杯は40歳以下の日本棋院関西総本部に所属する棋士によるトーナメント戦。持ち時間は各1時間30分の切れ負け制。持ち時間を使い切った対局者が負けとなる。
今回は男女16人が参加した。初戦を突破した仲邑は、午後2時30分から準々決勝で父の仲邑信也九段(46)の門下となる村松大樹六段(30)と対戦する。同門対決に「勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。

