11日に行われた参院決算委員会で質問に立った立憲民主党の羽田次郎議員が、委員長から父の羽田孜(つとむ)元首相と自身の名前を、続けて呼び間違われるひと幕があった。

羽田氏は、米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる是非や、政府の対応についてただしていたが、西田昌司委員長が「羽田つと…羽田次郎くん」と指名。羽田氏は「羽田次郎です」と、苦笑いしながら応じた。

移設事業をめぐる政府の今後の対応に関し、羽田氏からの質問で答弁に立った小泉進次郎防衛相は、自身も父の小泉純一郎元首相と間違われて指名された経験があることを念頭に、「いまだに父の名前を呼ばれる気持ちがよく分かります」と、羽田氏の心境を思いやった。

ただ、小泉氏の答弁後、再び羽田氏が質問をするために指名された際にも、委員長は「羽田つと…」と言いかけて「羽田次郎くん」と言い直し、羽田氏は再び苦笑いしながら質問を続けた。

羽田孜氏は自民党時代には竹下派「七奉行」の1人に数えられた実力者。自民党を離れた後、首相や副総理を務めた。2017年8月に82歳で亡くなった。