自民党の小泉進次郎厚労部会長は13日、さいたま市で講演し、「日本でいちばん働き方改革が必要なのは、国会だ」と指摘し、平成の時代に着手した国会改革の必要性を、あらためて訴えた。

首相や外相の国会出席日数が、他の先進国より格段に多いとして、「外務大臣ではなく内務大臣の間違いかと思った。これだけ米中両国が覇権を争い、世界が新たな秩序に向けて動いている中、日本の総理や外相はこれほど国会に出席しないと、国民への責任を果たせないのか」と、主張。「(予算委員会では)安倍首相の後ろに、全閣僚が7時間、質問がなくても座っている。我々が変えたいのはこの景色だ。1歩でもどんなに小さなことでも変えたい」と述べた。