6月24日の参院本会議で、安倍晋三首相の問責決議案を提出した野党に対し「愚か者の所業」「恥を知りなさい」と発言した自民党の三原じゅん子参議院議員(54)が2日、東京・新宿駅西口で自民党の街頭演説会で演説した際、一部聴衆から「恥を知れ」とのブーイングが上がった。

参院本会議での発言への批判とみられるが、三原氏は冷静に演説を続け「自民党は年金の問題も、どの政策もいろいろな意見を取り入れ賛成、反対、両方の意見をしっかりと聞く思いを持っている政党だ」と訴えた。

「恥を知れ」とののぼり旗も登場し、コールは続いたが、三原氏は「いろいろな考えを聞かせていただく…これこそ、私たちが求めている民主主義。本当に心からありがとうと申し上げたい」と感謝してみせた。