立憲民主党の枝野幸男代表は7日の会見で、安倍晋三首相が6日の衆院予算委員会で、野党議員を指さしながらヤジをとばした態度について「ひとことで言えば、世も末だなと思った」と酷評した。

一方、首相が同委員会で「現時点では考えてない」と、含みを残した衆院解散・総選挙への準備について「いつでも受けて立つ。ぜひ解散してほしい」と述べた。ただ、相次ぐ台風襲来で、各地で甚大な被害が出ていることを念頭に「今、解散できる状況なのか。今解散するのは避けるべきだ」と指摘。「それでも党利党略で解散するというなら、我々は歓迎だ」と強気の姿勢を示した。