東京都知事選(7月5日投開票)で立憲民主、共産、社民の野党3党の支援を受ける宇都宮健児氏(73=元日弁連会長)は21日、JR中野駅北口で街頭演説に立ち、小池都知事と安倍首相を名指しで批判した。

宇都宮氏は、都知事選で対戦する小池都知事には「このコロナ禍で油をかぶって焼身自殺したとんかつ店主がいました。とても残念です。ご冥福をお祈りしたい。なぜ、小池都知事は自殺された方へ哀悼の意も発せられないのか」と声を震わせた。

また、都立大の授業料に関して「この国は資源がない。人材しかいない。都立大の授業料の半額負担が25億円、無償化にしても50億円だ。14兆円以上の予算を持つ都ならできるし、むしろ国がやるべき事業。安倍さんは何やってんですかね」と珍しく声を荒らげた。

 

18日に告示された東京都知事選(7月5日投開票)に立候補の届け出をした候補者は22人。立候補者は以下の通り。

 

れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の牛尾和恵氏(33)政治団体代表の平塚正幸氏(38)、元派遣社員の内藤久遠氏(63)。