トランプ米大統領は14日、中国・北京の人民大会堂で習近平国家主席と会談する。15日まで2日間にわたり、関税を巡る「休戦」維持のほか、貿易と相互投資の拡大を協議。トランプ氏は中国による米国の農産物やエネルギー購入を取り付けたい考えだ。ホルムズ海峡開放などイラン情勢の事態打開へ糸口を探る。中国が反対する米国による台湾への武器売却も話し合う。
会談に先立ち、習氏は人民大会堂前の広場で歓迎式典を開催する。トランプ氏を手厚くもてなし、友好ムードを演出。両氏は個人的つながりを深め、米中関係の安定化につなげることを狙う。
昨年10月の韓国での米中首脳会談で合意した中国によるレアアース(希土類)の輸出規制撤廃や、米国による半導体製造装置の出荷規制も議題となる見通し。人工知能(AI)のリスクに関する対話枠組み設置のほか、習氏の年内のワシントン訪問日程についても意見を交わす可能性がある。
ホワイトハウスによると、会談後、習氏はトランプ氏に、北京市中心部にある世界遺産の名所、天壇公園を案内する。夕食会も主催。両首脳は15日、昼食を取りながら再び会談する予定。トランプ氏は15日午後に中国を離れ、帰国の途に就く。
トランプ氏は13日夜に北京入り。米大統領の訪中は1期目のトランプ氏の2017年11月以来。(共同)

