4連休初日23日の人出は、昨年に比べて減少傾向だったことが分かった。携帯電話の位置情報を分析するAgoop社によると、23日の人出を昨年7月の休日平均と比べたところ、都市部、観光地、ターミナルなど全国の大半の地点で減少していた。

午後3時台でみると、北海道・新千歳空港56・7%減、埼玉・大宮駅40・7%減、東京・歌舞伎町48・5%減、東京駅55%減、。静岡・熱海温泉12・7%減、京都駅20・3%減、大阪駅30・2%減、福岡空港駅52・9%減、沖縄・那覇国際通り53・8%減など。

東日本に比べて、西日本の方がやや回復傾向がみられ、観光地などでは昨年より増加したところもみられた。滋賀・草津駅7%増、京都・嵐山25・9%増、奈良駅9・4%増、和歌山市駅46・6%増、鳥取・米子駅1・6%増、香川・瓦町駅17・6%増、大分駅18・3%増(いずれも午後3時台)など。

GoToトラベルが実施されたが、感染拡大が再び深刻化する中、自粛意識の継続がうかがえた。