宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、小型惑星探査機「はやぶさ2」から分離したカプセルが12月6日に地球帰還するまでに探査機による分離リハーサル(11月4日)などの工程表を発表した。

小惑星「りゅうぐう」で採取した岩石や砂が収納されたカプセルはオーストラリア南部ウーメラの砂漠地帯に着陸する予定。コロナ禍の影響で日本から現地入りするカプセル回収チーム73人は出発前に2週間の隔離、2度のPCR検査をパスすることが出国の条件となっている。