囲碁の最年少プロ、仲邑菫二段(12)が15日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第60期十段戦予選Cで坂口隆三九段(72)に275手までで黒番13目半勝ちした。

4月に中学生になってから負けなしの5連勝、公式戦の連勝を7に伸ばした。

年齢差は60歳。坂口とは昨年2月、阿含・桐山杯予選で対局し、惜敗していた。大ベテランにリベンジした仲邑は「終盤、コウになった辺りから難しい碁になりましたが、コウを解消することができたので、形勢が良くなったと思います」とコメントした。