れいわ新撰組の山本太郎代表が3日午後の会見で、東京都議選(25日告示、7月4日投開票)について少数精鋭で議席獲得を目指すことを掲げた。

「現在、3人擁立する予定。今のところ、このまま行く可能性も強い。(次期)衆院選へ向けて、れいわの名前を広めるために、とにかく数を立てようという戦略には立っていない」とした上で「確実にれいわの議席を得ていく」とした。

「常軌を逸している」とする東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催については「特需を利用して、やはり金を配らなくてはならない。利益を享受させなくてはならない。どうしようもない状況に陥らせてしまった現実から目をそらすために、どうしても開かなくてはならない」と批判した。

さらに「国のトップ、東京都のトップが決断している。話が通じる相手ではない。結果として無理やり開かれた代償を支払わなければならないのは都民であり、この国に生きる人々」と、五輪中止を訴えた。