「うわあ、恐竜だあ~。ティラノサウルスがホテルを壊しちゃうよ、危な~い!」。子どもたちの驚く声が聞こえてきそうだ。
「Sony presents DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~」(パシフィコ横浜展示ホールA)が7月17日から開催されるが、展示されるド迫力の巨大恐竜が会場外にも出現するのは国内初の試みだ。もちろん、現実ではなくスマートフォンを使った最新技術。パシフィコ横浜側からヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルに向けてスマホをかざせば、臨場感たっぷりの恐竜CGが飛び込んでくる。
昨年8月に国内提供を開始したばかりのスマホアプリ「XR CHANNEL」をダウンロードして使用。スマホのカメラ画像の空間を認識する技術(ビジュアル・ポジショニング・サービス=VPS)と、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示するAR技術を組み合わせて実現した。
企画担当者は15日、「恐竜のCGには、肌感、表情、動きになどについてリアリティーにこだわった。ここまで精細なコンテンツはXR CHANNELでも初めてなので苦労しました。技術を生かした恐竜の設置と演出を見ていただきたい」と期待。技術者も何度もパシフィコ横浜周辺で現場検証を繰り返し、恐竜の見せ方や空間への登場に工夫を凝らした。
恐竜科学博開催に先立ち、恐竜ARは今月25日から体験可能。この夏はスマホで、横浜の恐竜出現を独り占めしよう。【鎌田直秀】

