台湾のデジタル政策担当閣僚オードリー・タン氏は18日、自身のツイッターを更新し、東京オリンピック(五輪)に合わせて予定していた日本訪問を中止することを、発表した。

日本語でツイートを投稿。「東京オリンピックの防疫対策に協力するため、私は(蔡英文)総統および行政院長と話し合った結果、日本への訪問をキャンセルすることにしました」と、つづった。

その上で、続けて「選手達を応援する気持ちは変わりません」「オリンピックをサポートすることは変わりません」「日本への感謝の心は変わりません」と投稿。さらに「今後機会があれば、また日本を訪問し、台湾と日本の交流に貢献したいと願っています」とも記した。

タン氏は、ITを駆使して台湾の新型コロナ対策に当たり、日本だけでなく世界中から注目される人物。台湾政府は今月10日、東京大会に合わせたタン氏の訪日を発表していた。