れいわ新選組の山本太郎代表が出馬表明した直後に撤回するなど野党共闘のドタバタ劇で注目を集めた東京8区は野党統一候補となった立憲民主党の新人吉田晴美氏が第一声を上げた。「絶対負けられない戦いになった。統一候補として、ここに立たせていただく。さまざまな思いを持って」などと出馬を見送った野党候補に感謝した。

同区は11回連続の当選を目指す自民党の石原伸晃元幹事長の牙城で「政権だけを取ろうと思ってやって来ている」と、選挙目的の野合として批判した。日本維新の会の新人笠谷圭司氏も出馬して激戦の様相だ。