岸田文雄首相は7日、参院本会議で、安倍晋三元首相の国葬儀について「法的に誰かを差別することとは無関係であり、法の下の平等に反するという指摘は当たらない」と述べた。

国葬を行った理由については「安倍氏が憲政史上最長の首相であったこと」「選挙運動中の非業の死であったこと」「海外からも幅広い弔意が寄せられたこと」などを挙げた。

安倍氏と旧統一教会との関係について「当時のさまざまな情勢におけるご本人の心の問題である上に、本人がお亡くなりになった今、本人が何も釈明、弁明ができないなど、十分な調査ができないのではないかと考えております」と話した。