仲邑菫三段(13)が2年連続2回目の女流名人挑戦権獲得へ好スタートを切った。27日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた囲碁の第34期女流名人戦挑戦者決定リーグ戦で、謝依旻七段(32)に白番(後手)中押し勝ちした。開幕戦を白星で飾った。

藤沢里菜女流名人(24)への挑戦権を争うリーグ戦には仲邑をはじめ、前期残留組の謝、上野愛咲美女流立葵杯(21)、鈴木歩七段(39)と、予選から勝ち上がってきた牛栄子扇興杯(23)、ベテランの小林泉美七段(45)、初のリーグ入りを果たした上野梨紗二段(16)の計7人がひしめく。新旧実力者が総当たり戦を繰り広げる。